絵画で見るギリシャ神話

ギリシャ神話の世界を絵画を通して見ていきます

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アフロディーテ(3):スペルマクイーン:アフロディーテ

さて、今回の絵はこれです。

cabanel1.jpg

lexandre Cabanel 1863 「ビーナスの誕生」

きれいでセクシーな絵だと思います。カバネルと言う人の絵。流派とかまだまだ僕には分かりません。陸地がないのに、どうやってこのアフロディーテは波の上に乗ってられるのか?とか疑問が湧きますが(笑)。貝殻を無くしてしまったところに、その不自然さの原因があるのかなあ・・・。

それはそれとして、前回も書きましたが、アフロディーテはウラノスの切断されたペニスから出た「泡(=スペルマ)」から生まれたそうです。いわば、生まれたときから白濁まみれのスペルマ・クイーンだったのです(笑)。それを思うと、この絵も一段とエロっぽさが増すと言うか・・・

ですが、そういう解釈だけでアフロディーテを見てはいけないらしいです。いわく、アフロディーテには次のように両面性があると。

(1)神聖な愛を具現した天上の女神
(2)淫らな欲情を具現した地上の女

もちろん僕の目に入るのは(2)のアフロディーテだけです(苦笑)。

上のカバネルの絵もどっちかと言うと、(2)的ですよ。 前回のブーグローという人の絵も。 それに対して、(1)的なアフロディーテ像の傑作が、やはり次の絵。もういちど繰り返し掲載します。これだと、ちゃんと恥らって隠そうとしているもん(笑)

botticelli02.jpg

ボティチェリ 1485年 「ビーナスの誕生」

画面左でふ~っと息をかけてアフロディーテを岸に辿りつけさせているのが西風の神のゼファーという神。その神に引っ付いているかわいこちゃんが、なんとかというニンフで、後にフローラという花の神になる人。 同じくボティチェリのもう一つの有名な絵「春:プリマべーラ」の右側にこの絵の続きが見られるらしいです。

このボティチェリの「ビーナスの誕生」では、ビーナスの向かって右側の腕のつき具合が変だ!という話があるそうです。 確かに、よく見てみると脱臼しているみたい。

そこで仮説ですが、ボティチェリは、本当はあそこを隠すつもりなんてなくって、モロ出しの絵を描きたかったんだけど、さすがに気が引けて、修正してしまった、というのは、どーでしょーか?

やっぱりアフロディーテを見るときの基本中の基本は(2)の立場なのであって、(1)の立場は、後から取って付けたものなんです。多分(笑)

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