絵画で見るギリシャ神話

ギリシャ神話の世界を絵画を通して見ていきます

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アフロディーテ(2):アフロディーテの誕生

この絵は、アフロディーテ&ヘパイストス夫婦のうちアフロディーテ奥様の誕生の様子を描いた物です。
bouguereau2.jpg

ブーグロー 「ビーナスの誕生」 Bougreau "The Birth of Venus"

いきなり話しがずれますが、Mars and Venusで検索していたら、"Men are from Mars, women from Venus"と言うフレーズが山ほど出てきました。そういう本がアメリカでベストセラーになっていたようです。多分、翻訳も出ていると思います。「男は火星出身、女は金星出身」。だから基本的にコミュニケーションをとるよう努力しないと破綻するよって内容らしい。これも神話がらみでしょうね。火星=マーズ=マルス(ヘルメット男)、金星=ビーナス(女)ということで。

ビーナス誕生というと、やはり、こちらのお方が一番先に出てくると思います。
botticelli02.jpg

ですが、これじゃあ、あんまりポピュラーすぎるのでやめました。やっぱ、もっとエロっぽいのでないと・・・(笑)。というわけで、上記のようにブーグローという人の絵でいきました。アカデミック派とか何とかいう一派に属する画風らしいです。

で、なぜアフロディーテが海で生まれたのかということですが・・・。まず、ギリシャ神話では、世界の一番最初はカオスだったと。で、そのカオスから天空の神のウラノスという男と大地の神のガイアという女が出てきた。

当然、二人はアレを始めるわけです。天地がくっついて、ヤリ始めます。子供がどんどんできます。ですが、ここで問題なのは男のウラノスでした。

ヤリすぎなんです。ハメまくり状態。で、母なる大地のガイアの胎内にはどんどん子供ができてくる。ですが、ひとつ大問題が出てくる。その子供に光が当たると父親のウラノスはその子に殺されるという予言があったらしい。そこでウラノスお父さん、光を当てなきゃいいんだろうってことで、お母さんのガイアから離れようとしない。永遠にくっつきっぱなしになるわけです。たとえガイアが妊娠しても、止めない。ペニスで栓をしているようなもの(笑)。

「もう耐えられないわ!」

まあ当然でしょうね。そう思ったガイアは、一番新しい子供のクロノスに言いました。

「お父さんを何とかしてちょうだい!」

で、クロノスはやっちゃったんですよ。大きな鎌で、ざくっとお父さんのおチンチンを切り落としちゃったんです。ちなみにクロノスのイメージは、死神に近いと考えていいと思います。切れ味が良さそうな大きな鎌を持っています。で、その鎌で「もう、ええかげんにせえ!」とばかりざっくりとお父さんのペニスを切り落としちゃいました。痛そう~~~。

なにはともあれ、これで、天(ウラノス)と地(ガイア)が切断されて世界ができました。

で、何の話しをしていたかというとアフロディーテです。この切り落とされたウラノスのペニスが海に落ち、白濁の泡が生じ、その中から、この美女は生まれたのです。アフロディーテは「泡から生まれた」という意味らしいです。海からぼわぼわ~っとこんな色っぽい女性が出てきたんですね(笑)。

アフロディーテは西風の神のゼファー(絵の右側でホラ貝を吹いているヤツ)に吹かれてギリシャに流れ着き、季節の女神に服を着せてもらって、その地に住み始めます(これはボティチェリの絵が忠実に表している模様)。

ゼファーの前に寄り添っているのはゼファーがかっさらってきたニンフで、後に神格化され、花の神様フローラになります。
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マルス作、ヴィーナスとマルスマルス(マールス、M?rs)は、ローマ神話の戦いと農耕の神。元の名はマウォルス(マーウォルス、Mavors)であるらしく、また、マメルス(マーメルス、Mamers)とも呼ばれていた。聖獣はオオカミ|狼、聖鳥はキツツキである。ギリシア神話のアレ

  • 2007/10/06(土) 08:01:21 |
  • 神話の世界

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